水回りリフォーム3点セットで後悔するパターン5選!「安さだけで選ぶと失敗する」理由とは?
「キッチンとお風呂、ついでにトイレも一気に新しくしたい!」
「チラシで見かけた『水回り3点セットで100万円』って本当にお得なの?」
築年数が経過し、あちこちガタが来始めた水回り。バラバラに直すよりもまとめてリフォームした方が安くなる「セットプラン」は非常に魅力的ですよね。実際、人件費や材料費を抑えられるため、賢い選択であることは間違いありません。
しかし、その一方で**「こんなはずじゃなかった……」「安物買いの銭失いになった」**と後悔する声が後を絶たないのも事実です。リフォームは一度工事をしてしまうと、やり直しにはさらに多額の費用がかかります。
この記事では、水回りリフォーム3点セットでよくある後悔のパターン5選と、失敗を避けて「本当にお得」にリフォームするための具体的な対策を詳しく解説します。
1. セットリフォームで後悔する5つの典型パターン
「安さ」や「手軽さ」という言葉の裏には、意外な落とし穴が隠れています。まずは、多くの人が陥りがちな失敗例を見ていきましょう。
パターン①:設備のグレードが低すぎて使いにくい
セットプランの目玉価格(例:3点で79.8万円など)を実現するために、標準装備されている設備が「最低限の普及モデル」であるケースが多々あります。
キッチンの収納が引き出し式ではなく「開き扉」で使いにくい
お風呂の床が冷たくて、断熱性能がほとんどない
トイレが掃除しにくい形状で、結局家事が楽にならない
「新しくなれば何でもいい」と思って契約すると、数年後に機能不足を痛感することになります。
パターン②:追加費用が重なり、結局高くなった
チラシの「コミコミ価格」には、最低限の工事費しか含まれていないことがよくあります。
壁紙(クロス)や床材の張り替え費用が入っていない
既存設備の廃棄処分費用が別途請求された
配管が予想以上に劣化しており、補修費用が数万円追加された
結局、オプションを足していくうちに「単品で頼むのと変わらない金額」になってしまったという後悔です。
パターン③:サイズが合わず、デッドスペースができた
セットプランはあらかじめ製品のサイズが決まっていることが多いです。
「今のキッチンより少し小さいけれど安いからいいか」と安易に決めると、壁との間に微妙な隙間ができ、掃除が大変になったり、調理スペースが狭まってストレスを感じたりすることになります。
パターン④:デザインに統一感がなくなった
セットプランの中には、特定のメーカーの在庫品を組み合わせているものもあります。
「キッチンは白い木目調なのに、お風呂はダークブラウン、トイレはピンク……」といった具合に、家全体のインテリアとチグハグになってしまい、落ち着かない空間になってしまう失敗です。
パターン⑤:アフターフォローが不十分な業者を選んでしまった
「価格の安さ」を最優先する業者は、工事後の保証や定期点検を簡略化している場合があります。水回りは工事から数年後に水漏れなどのトラブルが起きやすいため、連絡がつかない、対応が遅いといった業者だと、修理費で結局高くついてしまいます。
2. なぜ「安さだけ」で選ぶと失敗するのか?
リフォームの本質は、生活を便利に、そして豊かにすることです。安さだけで選ぶと失敗する理由は、**「ライフスタイルとのミスマッチ」**が起きるからです。
リフォーム費用を構成するのは「商品代」+「工事費」+「諸経費」です。極端に安いプランは、このどこかを削っています。
商品代を削れば、機能性や耐久性が落ちます。
工事費を削れば、**施工の質(見えない部分の手抜き)**につながります。
諸経費を削れば、保証やサポートが手薄になります。
築20年、30年と住み続ける家だからこそ、目先の数万円の差よりも、10年後の満足度を優先すべきなのです。
3. 後悔しないための「賢いセットリフォーム」3つの対策
失敗のパターンが分かれば、対策を立てることは難しくありません。以下の3点を意識して計画を立てましょう。
① ショールームで「実物」を必ず確認する
カタログやネットの写真だけで決めるのは厳禁です。
キッチンの高さは腰に負担がないか?
浴槽に入った時のサイズ感はどうか?
扉の開閉のスムーズさは?
セットプランの標準仕様をショールームで体感し、納得がいかない部分は**「ここだけはグレードアップする」**というメリハリをつけるのが賢い方法です。
② 見積書の「一式」という言葉を疑う
見積書に「工事費一式」としか書かれていない場合は要注意です。
「壁紙の張り替えは含まれますか?」「古い設備の撤去費用は入っていますか?」と細かく質問しましょう。優良な業者は、内訳を明確に説明してくれます。
③ 保証期間とメンテナンス体制を確認する
設備メーカーの保証だけでなく、**「施工会社独自の工事保証」**があるかを確認してください。水回りは5年、10年と使うものです。「何かあったらすぐに駆けつけてくれるか」という地元の信頼性を重視しましょう。
4. 水回りリフォームの費用を「正しく」抑える裏ワザ
質を落とさずに、総額を抑えるためのプロのテクニックをご紹介します。
補助金・助成金を活用する
現在、省エネ性能の高い住宅設備へのリフォームには、国や自治体から手厚い補助金が出ることが多いです。
高断熱浴槽、節水トイレ、節湯水栓など
これらを導入することで、実質の自己負担額を10万円〜20万円単位で減らせる可能性があります。補助金申請に慣れている業者を選ぶのがポイントです。
メーカーを統一して交渉する
キッチン、浴室、トイレをすべて同じメーカー(例:すべてLIXIL、すべてTOTOなど)で揃えると、リフォーム会社の仕入れ値が下がり、さらなる値引きを引き出せる場合があります。
住宅ローンの借り換えを検討する
大規模なリフォームの場合、住宅ローンの借り換えと同時にリフォーム資金を組み込むことで、リフォームローン単体よりも低い金利で借りられることがあります。月々の支払額を抑えつつ、充実したリフォームが可能になります。
5. まとめ:納得のいくリフォームで快適な毎日を
水回りリフォーム3点セットは、正しく選べばコストパフォーマンス最強の選択肢です。しかし、価格の安さという「数字」だけに囚われると、大切な使い心地や耐久性を損なう恐れがあります。
自分の暮らしに本当に必要な機能は何か?
見積もり金額に全ての工程が含まれているか?
信頼できる施工会社か?
この3点をじっくり見極めることが、後悔しないリフォームへの第一歩です。
新しくなったキッチンで料理を作り、広々としたお風呂で一日の疲れを癒やす。そんな理想の生活を手に入れるために、まずは信頼できるプロに相談し、複数のプランを比較することから始めてみましょう。
水回りリフォーム3点セットの費用相場は?安く抑えるコツと後悔しない選び方