クボタのコンバイン、パーツだけでも売れる?
農機具の中でもクボタのコンバインは高い需要があり、中古市場でも人気です。しかし、長年使ったコンバインは「本体が動かない」「修理費が高くて手放したい」というケースも少なくありません。そんなときに気になるのが「パーツだけでも売れるのか?」という点です。実はクボタのコンバインは、本体が壊れていても部品単位での需要があり、パーツ買取やリサイクルとして価値が残る場合があります。
クボタのコンバイン、パーツ需要が高い理由
1. 修理用部品としての需要
コンバインは消耗が激しい農機具で、ロータリー部やクローラー、オーガ部分などが故障しやすい機械です。農家にとって修理部品は常に必要とされるため、中古パーツ市場で流通しています。
2. 製造終了モデルの補修用
古い型式のクボタコンバインはメーカー純正部品の供給が終了しているケースも多く、中古部品を探す農家や修理業者が存在します。
3. 海外輸出ルートでの需要
海外では「部品取り用」としてコンバインを丸ごと仕入れるケースがあります。動かなくても輸出業者が買い取る場合があり、パーツが価値を生みます。
売れる可能性のある主要パーツ例
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エンジン部分(動作可能なら特に需要大)
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クローラー(ゴムクローラー)
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刈取部(オーガ・カッター部)
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運転席周り(シート・操作レバー)
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油圧ポンプやミッション系統
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電装系(ライト、計器類)
パーツ売却の選択肢
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農機具専門の買取業者に依頼
→ 整備・輸出ルートを持つ業者なら「不動機でもパーツ価値」として買い取るケースが多いです。 -
解体してパーツ単位で販売
→ 自分で部品を外し、ネットオークションやフリマアプリで売る方法。ただし手間とリスク(発送・保証・知識)が伴います。 -
輸出向け業者に一括売却
→ 海外では「まとめ買い」需要があるため、本体ごと部品取り用として売れる可能性があります。
高く売るためのコツ
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動作する部品を明確に伝える
→ 「エンジン始動可」「オーガ不動」など状態を細かく伝えると、業者も適正な価格を出しやすい。 -
付属品をまとめる
→ 取扱説明書、替刃、カバーなどがあるとプラス査定につながります。 -
複数業者に査定依頼
→ コンバインの価値を理解している業者に依頼することが高額査定への近道です。
まとめ
クボタのコンバインは、
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本体が動かなくてもパーツ需要がある
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修理部品・補修用・海外輸出向けで高い需要
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エンジンやクローラーなど主要部品は特に価値が高い
といった理由で、パーツだけでも売れる可能性があります。
「壊れているから処分料がかかる」と思っている方も、まずは農機具専門の買取業者に相談するのがおすすめです。予想以上の査定額がつくこともあります。