農機具の買取、海外での人気機種
日本国内で使用されていた中古農機具は、実は海外で非常に高い人気があります。特に、アジア・アフリカ・中南米などの農業国では、日本製の中古トラクターやコンバインが「耐久性」「燃費の良さ」「メンテナンスのしやすさ」で評価され、需要が高まっています。その結果、国内の農機具買取市場でも、輸出ルートを持つ業者は高値で買い取ってくれる傾向があります。
■ 海外で人気のある中古農機具の代表例
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トラクター(Kubota・ヤンマー・イセキ・三菱)
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20〜50馬力程度の小型〜中型トラクターは、海外の小規模農家に特に人気。
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**クボタ(Kubota)**は信頼性の高さでダントツ。
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**ヤンマー(Yanmar)**はディーゼルエンジンの燃費性能が評価。
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**イセキ(Iseki)**はコンパクトさで東南アジア市場に強い。
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コンバイン(クボタ・イセキ)
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水田稲作の盛んな国で需要が高い。
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特にアジア圏では、日本の小型コンバインが重宝されている。
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田植機(Kubota・ヤンマー)
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稲作を行う地域(ベトナム、インドネシア、バングラデシュなど)で人気。
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耐久性が高いため、中古でもすぐに買い手が見つかる。
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その他の機械
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耕運機・管理機:小規模農地向けに需要あり。
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乾燥機や精米機:稲作文化圏で輸出対象になることも。
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■ 人気機種の特徴
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耐用年数が長い:日本で「古い」とされる機種でも、海外ではまだ現役。
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部品供給が豊富:中古パーツの流通が多く、修理がしやすい。
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燃費が良い:燃料コストを抑えたい農家にとって重要。
■ 高く売るためのポイント
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輸出ルートを持つ買取業者に依頼すること。国内販売のみの業者よりも高額査定が期待できる。
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メンテナンス記録や取扱説明書を添付すると査定額アップにつながる。
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サビ・オイル漏れの簡単な整備を行うだけでも印象が良くなる。
■ まとめ
農機具の買取では、国内需要だけでなく「海外需要」を意識することで、思わぬ高値で売れる可能性があります。特にクボタやヤンマーといった信頼性の高いメーカーのトラクターやコンバインは、世界中で求められており、古い機種でも需要は衰えていません。もし農機具の売却を考えているなら、海外輸出に強い業者を選ぶのが収益最大化のコツです。