古い框を上から貼るだけ!『リフォーム框』のメリットと失敗しないDIY手順
「玄関の段差がボロボロだけど、本格的な工事は大掛かりで気が引ける……」
「DIYで安く、パッと見た目を変える方法はないかな?」
そんな悩みを抱えている方に最適なのが、既存の框(かまち)を壊さず、上から新しい板を被せる**「リフォーム框」**です。
実は、框のリフォームはプロに頼むと数万円以上の工賃がかかりますが、専用の建材を使えば自分でも驚くほど綺麗に仕上げることが可能です。この記事では、リフォーム框のメリットから、DIYで失敗しないための具体的な手順、プロが教える「美しく見せるコツ」を徹底解説します。
1. リフォーム框とは?「上から貼るだけ」が支持される理由
リフォーム框とは、厚さ1.5mm〜12mm程度のL字型に加工された化粧建材のことです。古い框の上からパカッと被せるように設置します。
リフォーム框を選ぶ3つのメリット
圧倒的な低コスト: 既存の框を解体しないため、廃材処分費や高額な大工工賃がかかりません。
短時間で完了: プロなら1〜2時間、DIYでも半日あれば玄関の顔が生まれ変わります。
仕上がりの美しさ: フローリングメーカー(パナソニックや永大産業など)が販売しているため、今の床の色と完璧に合わせたコーディネートが可能です。
2. 【DIYに挑戦!】リフォーム框の設置手順
「大工作業なんて難しそう」と思うかもしれませんが、手順を正しく踏めば初心者でも大丈夫です。必要なステップを順に見ていきましょう。
用意するもの
リフォーム框(市販のもの)
根太ボンド(または変成シリコーン接着剤)
両面テープ(仮止め用)
のこぎり(目の細かいもの)
メジャー、差し金
養生テープ
ステップ1:寸法の計測とカット
ここが最も重要な工程です。玄関の横幅を正確に測り、リフォーム框をカットします。
プロのコツ: > 玄関の壁は意外と歪んでいることがあります。左右で数ミリの誤差がある前提で、慎重に計測しましょう。
ステップ2:下地の掃除と脱脂
古い框の汚れ、油分、ワックスをしっかり拭き取ります。汚れが残っていると、後で接着剤が剥がれる原因になります。
ステップ3:接着剤の塗布
リフォーム框の裏面に、強力な接着剤を塗布します。
ポイント: 接着剤だけでなく、強力な両面テープを併用することで、接着剤が乾くまでの「浮き」を防ぐことができます。
ステップ4:貼り付け・圧着
古い框に被せるように貼り付けます。上からしっかり体重をかけて圧着し、必要に応じて重しを置いたり、養生テープで固定したりします。
3. ここが別れ道!DIYで失敗しないための注意点
「せっかく貼ったのに、数日で剥がれた」「見た目が素人っぽい」という失敗を防ぐための3つの鉄則です。
① 「入隅(いりずみ)」のカットに注意
玄関の角がL字に曲がっている場合、框同士を45度にカットして合わせる「留め(とめ)加工」が必要になります。これは難易度が高いため、初心者は無理をせず、直角に突き合わせるか、専用の「ジョイント材(カバー)」がある製品を選びましょう。
② 床材との厚みの差を確認
リフォーム框を貼ると、元の床より数ミリ高くなります。その段差を解消するために、框とセットで販売されている「リフォーム用床材」を併用すると、床面がフラットになり、つまずき防止にもなります。
③ 接着剤選びを妥協しない
毎日人が踏む場所なので、家庭用の木工用ボンドでは強度が足りません。必ず**「根太(ねだ)ボンド」や「ウレタン樹脂系接着剤」**などのプロ仕様を選んでください。
4. プロに頼むか、DIYで行うかの判断基準
リフォーム框は便利ですが、全ての場合にDIYが適しているわけではありません。
DIYでOK: 表面の傷、色あせ、小さな凹み。構造がしっかりしている場合。
プロに依頼すべき: 踏むとギシギシ音がする、シロアリの跡がある、框がぶかぶか浮いている場合。
内部が腐食している上から貼ってしまうと、数年後に構造ごと崩れる恐れがあります。不安な場合は、一度プロに「下地の状態」だけチェックしてもらうのが賢い選択です。
5. まとめ:リフォーム框で玄関を新築気分に
玄関の框は、いわば「家のマスカラ」のようなもの。ここがピシッと整うだけで、家全体の清潔感と高級感は劇的にアップします。
安く・早く・綺麗になら「リフォーム框」
正確な計測と強力な接着が成功の鍵
週末の数時間を使って、家族が驚くような美しい玄関を手に入れてみませんか?まずはホームセンターやネットショップで、今の床に合う色のリフォーム框を探すところから始めてみましょう!
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