玄関框で後悔しないための注意点!傷・滑り・色選びの失敗事例と対策まとめ
「玄関のリフォームをしてから、雨の日に滑りやすくなった気がする……」
「新しくしたばかりなのに、もう傷が目立ってショック……」
玄関の顔とも言える「框(かまち)」をリフォームした後、このような後悔を抱く方は少なくありません。実は、框は家の中でも特に「機能性」と「デザイン」のバランスが難しい場所なのです。
この記事では、実際に框リフォームを行った方が陥りやすい失敗事例を徹底分析。後悔しないための具体的な対策をまとめました。これからリフォームを検討している方は、ぜひ「失敗の先回り」をして、理想の玄関を手に入れてください。
1. 【失敗事例:素材編】「見た目の高級感」だけで選んで後悔
最も多いのが、カタログのイメージ写真だけで素材を決めてしまう失敗です。
失敗例:ツヤのある大理石にしたら、雨の日に滑って転倒
ラグジュアリーな玄関を目指して、鏡面仕上げの天然石や光沢のある塗装を施した木材を選んだケースです。
対策: 玄関は濡れた靴で踏む場所。石材なら「バーナー仕上げ(ザラつきのある加工)」を選ぶか、木材なら防滑性の高いマットな塗装を選ぶのが正解です。特に小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、**「滑り抵抗値(CSR値)」**に配慮した素材選びが欠かせません。
失敗例:柔らかいパイン材を選んだら、すぐに凹みだらけに
素足に優しい柔らかい木材(針葉樹)を選んだものの、重い荷物や杖、硬い靴底で表面がボロボロになってしまったケースです。
対策: 框には、ケヤキ、ナラ、タモなどの**「広葉樹」**や、傷に強い「高密度集成材」が適しています。「硬さ」を重視することで、数年後の美しさが大きく変わります。
2. 【失敗事例:色・デザイン編】「統一感」の落とし穴
「床と同じ色にすればいい」という単純な考えが、意外な後悔を招くことがあります。
失敗例:床と全く同じ色にしたら、段差が見えにくく踏み外した
視認性が悪くなり、高齢の家族が段差に気づかず転倒しそうになったケースです。
対策: あえて床材よりも少し濃い色(または薄い色)を選び、**「視覚的な境界」**を作るのがバリアフリーの基本です。デザイン性を損なわずに境界をはっきりさせることで、安全性が飛躍的に高まります。
失敗例:サンプルと実際の色のイメージが違った
ショールームの明るい照明下で選んだ色が、家の暗い玄関では全く別物に見えてしまったケースです。
対策: サンプルは必ず**「自宅の玄関の照明」**の下で確認してください。特に玄関は日当たりが悪いことが多いため、ワンランク明るめの色を選ぶとイメージ通りになりやすい傾向があります。
3. 【失敗事例:形状・施工編】使い勝手の悪さ
施工が終わってから気づく「ちょっとした不便」が、毎日のストレスになります。
失敗例:角が尖っていて、ぶつけると痛い
シャープなモダンデザインを追求した結果、框の角が直角すぎて、足をぶつけた時に怪我をしてしまったケースです。
対策: プロの用語で**「面取り(めんとり)」**と呼ばれる加工を行いましょう。角をわずかに丸める(R加工)だけで、安全性と耐久性(角の欠け防止)の両立が可能になります。
失敗例:リフォーム框で数ミリの段差ができた
既存の框に被せる「上貼り工法」を行った際、床面との間に数ミリの段差(見切り)ができ、そこにつまずいたり埃が溜まったりするケースです。
対策: リフォーム框を使用する場合は、専用の「専用見切り材」を併用するか、床材も同時に重ね貼りして面をフラットに仕上げるのが最も美しい解決策です。
4. プロが伝授!後悔をゼロにする「3つの最終チェック」
工事の契約書にサインする前に、以下の3点を業者さんに確認してみてください。
「この素材は雨の日に滑りませんか?」
(滑り止め加工の有無や、実例を聞いてみる)
「今のフローリングとの見切り(つなぎ目)はどうなりますか?」
(段差ができないか、断面が見えないかを確認)
「角の丸み(面取り)はどれくらいですか?」
(安全性を考慮して、少し丸めてもらうよう依頼)
5. まとめ:安全で美しい玄関を作るために
玄関の框は、単なる仕切りではなく、毎日家族を支える重要なパーツです。
滑りにくさを優先して素材を選ぶ
視認性を考えて色を選ぶ
角の加工で安全性を確保する
この3点を意識するだけで、リフォーム後の後悔は劇的に減らせます。
「見た目」のこだわりと「使い勝手」のバランスをしっかり考慮して、胸を張ってゲストを迎えられる素敵な玄関を完成させてくださいね。
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