和室の砂壁をおしゃれな洋風に!壁紙(クロス)選びで失敗しないためのデザイン&色選び
「古臭い和室を、明るいリビングのような洋風のお部屋に変えたい」と考えたとき、最も面積が広く、部屋の印象を左右するのが「壁」です。
ポロポロと砂が落ちる砂壁の上に、自分好みの壁紙(クロス)を貼ることで、まるで見違えるような洗練された空間を手に入れることができます。しかし、和室特有の柱や鴨居(かもい)がある構造では、色の選び方やデザインの組み合わせに少しコツが必要です。
この記事では、和室の良さを活かしつつ、砂壁をおしゃれな洋風へ劇的にチェンジさせるための壁紙選びのポイントを徹底解説します。
砂壁から洋風に変えるためのコンセプト設定
まず大切なのは、どのような「洋風」を目指すかを決めることです。和室の柱(木材)が見える状態のまま壁紙を貼る場合、以下の3つのスタイルが特に人気です。
ナチュラル・北欧スタイル: 明るい木の色と相性の良い、白やベージュ系の壁紙。
和モダン・シック: 濃い木の色を活かし、グレーやネイビーなどのアクセントカラーを取り入れる。
アンティーク・カフェ風: レンガ調や木目調の壁紙を一部に使い、温かみのある空間にする。
失敗しない壁紙(クロス)選びの3原則
砂壁リフォームで壁紙を選ぶ際、見た目だけで選ぶと後悔することがあります。以下の3つのポイントを意識しましょう。
1. 厚みのある壁紙を選ぶ(最重要)
砂壁は下地処理をしても、わずかな凹凸が残りやすいのが特徴です。薄手の壁紙を選んでしまうと、下地の凸凹が表面に浮き出てしまい、安っぽく見えてしまいます。
「リフォーム用」と記載されている厚手のタイプや、織物調などの表面に細かな凹凸があるデザインを選ぶと、下地をきれいに隠せます。
2. サンプルの見え方を理解する
小さなカットサンプルで見た色は、実際に大きな壁に貼ると「1トーン明るく」感じられます。
落ち着いたベージュだと思って選んでも、壁一面に貼ると真っ白に見えてしまうことがあるため、少し濃いかなと感じるくらいの色を選ぶのが失敗を防ぐコツです。
3. 柱の色とのバランスを考える
和室には「柱」があります。この柱を隠さずに活かす場合、柱の茶色と壁紙の色が喧嘩しないようにしましょう。
明るい柱: アイボリー、淡いブルー、ライトグレー
濃い色の柱(古民家風): 濃いグレー、モスグリーン、オフホワイト
洋風化を加速させるおすすめのデザイン&カラー
具体的にどのような色や柄を選べば、砂壁の古臭さを消して洋風に寄せられるのでしょうか。
定番のホワイト・アイボリー
最も失敗がなく、部屋を広く見せる効果があります。和室の暗い印象を一掃したいなら、迷わず「少し温かみのある白」を選びましょう。真っ白すぎると、古い柱が浮いて見えてしまうことがあるので注意が必要です。
ニュアンスカラー(グレージュ・ブルーグレー)
最近のトレンドであり、和の木材とも驚くほど相性が良いのが「グレージュ」です。グレーとベージュの中間色は、上品で落ち着いた北欧モダンな雰囲気を作ります。
アクセントクロスで遊び心を追加
四方の壁のうち、一面だけを違う色や柄にする「アクセントクロス」も効果的です。
木目調: 縦に貼ることで天井を高く見せ、ログハウスのような温かみを演出。
レンガ・石目調: 柱とのコントラストが生まれ、一気にカフェのような洋風空間に。
壁紙選びの落とし穴!注意すべきこと
砂壁への施工において、特に注意したいのが「機能性」です。和室は湿気が溜まりやすい構造であることが多いため、以下の機能が付いた壁紙を選ぶと、リフォーム後の快適さが持続します。
防カビ機能: 砂壁が持っていた調湿性が失われる分、壁紙側でカビを防ぐ必要があります。
表面強化: 家具を置いたり掃除機が当たったりしても傷つきにくいタイプが安心です。
まとめ
砂壁を壁紙でリフォームするのは、お部屋の空気を一新する魔法のような工程です。厚みのある素材を選び、柱の色との調和を意識するだけで、誰でも簡単におしゃれな洋風ルームを実現できます。
「自分では選ぶのが難しい」と感じたら、まずは白系の厚手クロスをベースに、一部だけお気に入りの色を取り入れることから始めてみてはいかがでしょうか。
砂壁リフォームで失敗しない!古くなった壁を自分で・安くおしゃれに一新する方法