初心者でも塗れる!砂壁のペンキ塗りに必要な道具セットと、ムラなく仕上げる3つの手順
和室の砂壁が古くなり、暗い印象を与えてしまうのはよくある悩みです。「ペンキを塗って明るい洋室に変えたいけれど、砂壁にペンキなんて塗れるの?」と不安に思う方も多いでしょう。
結論から言うと、砂壁のペンキ塗りは**「適切な道具選び」と「正しい下準備」**さえ押さえれば、初心者でも驚くほど綺麗に仕上げることができます。ローラーで色を乗せていく作業は楽しく、部屋がパッと明るくなる瞬間はDIYならではの醍醐味です。
この記事では、砂壁リフォームに最低限必要な道具一式と、プロのような仕上がりを実現するための3つの手順を分かりやすく解説します。
砂壁のペンキ塗りに欠かせない「基本の道具セット」
まずは、作業をスムーズに進めるために必要なものを揃えましょう。すべてホームセンターやネット通販で手に入るものばかりです。
1. 塗装用具
ペイントローラー: 広い面を一気に塗るために必須。砂壁の凹凸には「長毛タイプ」が適しています。
刷毛(ハケ): ローラーが入らない隅や柱のキワを塗るために使用します。
ローラーバケット: ペンキを入れて、ローラーに均一に含ませるための容器です。
2. 下地処理・養生用具
砂壁専用シーラー: 砂を固め、ペンキの密着を良くする「接着剤」の役割をします。
マスキングテープ: 柱や窓枠を保護します。
マスカー: テープとビニールシートが一体化したもので、床や畳を広範囲に保護します。
3. ペンキ(塗料)
室内用水性ペンキ: 臭いが少なく、扱いやすい水性を選びましょう。「防カビ機能」付きが特におすすめです。
ムラなく仕上げるための3つの手順
砂壁はペンキを吸い込みやすいため、ただ塗るだけではムラになりやすいのが難点です。以下の手順を忠実に守ることが、美しさの秘訣です。
手順1:徹底的な「養生」と「掃除」
ペンキ塗りの仕上がりは、養生で決まると言っても過言ではありません。柱や床に少しでもペンキがつくと、一気に素人感が出てしまいます。
掃除: ほうきや掃除機で、表面の浮いている砂を払い落とします。
養生: 柱のキワに真っ直ぐマスキングテープを貼り、床にはマスカーを広げて隙間なく覆います。
手順2:シーラー(下塗り)を2回塗る
砂壁リフォームにおいて、この工程が最も重要です。
まずはシーラーを全体に塗ります。砂壁がどんどん吸い込みますが、ひるまずに塗り進めましょう。
一度乾燥させた後、「2回目」の下塗りを行います。表面に薄い膜が張り、砂が手につかなくなれば準備完了です。これでペンキの吸い込みが止まり、発色が格段に良くなります。
手順3:ペンキを「W字」に動かして塗る
いよいよ本塗りです。ムラを防ぐ塗り方のコツを紹介します。
隅から攻める: まずは刷毛で、柱のキワやコーナーなど細かい部分を先に塗ります。
W字塗りの実践: ローラーで広い面を塗る際は、まず壁に「W」の字を描くようにペンキを配り、そこから上下に伸ばしていきます。こうすることで、一部分にペンキが溜まるのを防ぎ、均一な厚みに仕上がります。
2度塗りで完成: 1回目が乾いたら、もう一度重ね塗りをします。これで色の深みが増し、ムラのない美しい壁が完成します。
失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス
砂壁にペンキを塗る際、**「一度に厚塗りしようとしないこと」**が大切です。厚く塗りすぎると、重みで砂壁ごと剥がれ落ちてしまうリスクがあります。「薄く、回数を重ねて塗る」のが、最も安全で綺麗な仕上がりへの近道です。
また、和室の砂壁は湿気を含んでいることが多いため、天気の良い乾燥した日に作業を行うのがベストです。
まとめ
砂壁のペンキ塗りは、道具を正しく揃え、シーラーで下地をしっかり固めれば、初心者でも十分に可能です。自分で選んだお気に入りの色で壁を塗り替えるだけで、古かった和室がモダンなカフェ風や清潔感のある北欧風へと生まれ変わります。
まずは、お好みの色のペンキと、砂壁をしっかり固めるシーラーを探すところから始めてみませんか?
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