積水ハウス「ダインコンクリート」の外壁塗装時期と費用は?純正vs専門業者の仕上がりを比較
積水ハウスの最高級外壁材「ダインコンクリート」。その重厚感と耐久性に惹かれて家を建てたオーナー様にとって、避けて通れないのがメンテナンスの時期と費用です。
「30年メンテナンスフリーと聞いた気がするけれど、15年目で塗装の案内が来た」「見積もりを取ったら300万円を超えて驚いた」という声も少なくありません。
この記事では、ダインコンクリートの適切な塗装時期、純正(積水ハウスリフォーム)と外壁塗装専門業者の費用・仕上がりの違い、そして後悔しないための選択基準を徹底解説します。
ダインコンクリートの塗装時期は「15年」か「30年」か?
結論から言えば、あなたの家のダインコンクリートが**「タフクリア-30」**仕様かどうかで、最初のメンテナンス時期が大きく変わります。
タフクリア-30 採用モデル(おおよそ2014年以降)
最新の防汚・高耐久塗装が施されている場合、メーカーの推奨する塗装サイクルは30年です。この期間は、美観を損なう汚れや塗膜の劣化(チョーキングなど)が起きにくい設計になっています。
それ以前のモデル(2013年以前など)
従来の塗装仕様の場合、10年〜15年が塗り替えの目安です。ダインコンクリート自体はコンクリート製で非常に頑丈ですが、表面の塗膜が劣化すると、コンクリートが水を吸いやすくなり、ひび割れや反りの原因になります。
チェックポイント:劣化のサイン
壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
目地(シーリング)に亀裂が入っている、または痩せている
カビや苔が目立つようになってきた
費用相場を徹底比較:純正 vs 専門業者
積水ハウスの塗装費用は、一般的な住宅に比べて高めと言われます。その理由は、外壁自体の面積(凹凸による表面積)の広さと、独自の目地(シーリング)の量にあります。
費用比較表(30坪〜40坪程度の目安)
| 比較項目 | 積水ハウス純正(リフォーム) | 外壁塗装専門業者(地元の優良店) |
| 費用目安 | 180万 〜 350万円 | 100万 〜 200万円 |
| 主な理由 | 中間マージン、独自の管理体制、専用塗料 | 自社施工によるコストカット、一般高機能塗料 |
| 目地(シーリング) | 純正「高耐久目地」を使用 | 市販の高耐久シーリング(オートンイクシード等) |
| 保証内容 | 建物全体の長期保証を継続可能 | 塗装箇所に対する独自保証(5〜15年) |
※屋根塗装やバルコニー防水を同時に行う場合、上記にプラス60万〜150万円程度加算されます。
仕上がりの違いと技術的なポイント
「安く済ませたいけれど、他社に頼んで仕上がりが悪くならないか?」という点が最大の懸念事項でしょう。
純正リフォームの強み:完全再現
積水ハウス独自の「フレアトーン」や「ハーモカラーズ」といった多彩模様の塗料は、純正ならではの深い味わいがあります。新築時と全く同じ風合いに戻したい場合は、純正リフォームが最も確実です。
専門業者の強み:高機能塗料の選択
専門業者の場合、フッ素塗料や無機塗料など、世界中のメーカーの最新塗料から最適なものを選べます。「純正よりも安く、かつ純正と同等以上の耐久性を持つ塗料」を提案してもらえるのが魅力です。
純正か専門業者か?判断するための3つの基準
どちらに依頼すべきか迷ったときは、以下の基準で判断してみてください。
1. 「建物保証」をどこまで重視するか
積水ハウスには、定期点検を受けることで保証を延長できる制度があります。他社で防水に関わる工事(外壁塗装や屋根工事)を行うと、メーカーの雨漏り保証等が打ち切られるのが一般的です。「一生、積水ハウスに面倒を見てほしい」という方は、純正一択です。
2. 「トータルコスト」で考える
初期費用は他社の方が100万円以上安いケースが多いですが、保証の価値や将来の売却価格(資産価値の証明)を含めて考える必要があります。「今のキャッシュフローを優先し、浮いたお金を他の生活費や教育費に回したい」という場合は専門業者が有利です。
3. 「目地(シーリング)」への対応力
ダインコンクリートは目地の総延長が非常に長いため、シーリング工事の質が建物の寿命を左右します。他社に頼む場合は、「積水ハウスの施工実績があるか」「高耐久なシーリング材(30年級)を提案してくれるか」を必ず確認してください。
まとめ:後悔しないための「相見積もり」のコツ
ダインコンクリートの美しさを守り、建物を長持ちさせるためには、納得のいく業者選びが不可欠です。
まずは積水ハウスリフォームから見積もりを取り、自社の家の「数量(塗装面積や目地の長さ)」を正確に把握しましょう。 その数字をもとに、積水ハウスの施工実績が豊富な外壁塗装専門店に相談してみてください。
価格の差だけでなく、提案される塗料のグレードや保証内容、そして何より担当者の知識を比較することで、あなたの家にとって最善の選択ができるはずです。
次のステップとしておすすめのアクション
築年数を確認する: 15年を超えているなら、まずは無料の診断を依頼しましょう。
資料を揃える: 家を建てた時の図面(平面図・立面図)を用意すると、見積もりがスムーズで正確になります。
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