造作洗面台 vs システムタイプどっちが正解?後悔しないためのメリット・デメリット徹底比較
洗面台のリフォームを考えたとき、真っ先に悩むのが「自分好みに一から作る造作洗面台」にするか、「メーカーが機能性を追求したシステムタイプ」にするかという選択です。
インスタグラムや雑誌で見かけるおしゃれな造作洗面台には憧れますが、いざ生活を始めると「掃除が大変」「使いにくい」といった後悔の声が聞こえてくることも。一方で、システムタイプは実用性は抜群ですが、どうしても「既製品感」が出てしまいがちです。
この記事では、毎日使う場所だからこそ絶対に失敗したくない方へ向けて、両者のメリット・デメリットを徹底比較。あなたのライフスタイルに合った「正解」を導き出します。
1. 憧れの「造作洗面台」:こだわりを形にする贅沢
造作(ぞうさく)洗面台とは、好きな洗面ボウル、水栓、カウンター材、鏡などを自由に組み合わせて作るオーダーメイドの洗面台です。
メリット
世界に一つだけのデザイン: タイルの色や木の質感など、インテリアに完全に調和したおしゃれな空間が作れます。
サイズが自由自在: 既存の間取りにミリ単位で合わせられるため、デッドスペースを作りません。
お気に入りのパーツが使える: 海外製のアンティークな水栓や、作家もののボウルなど、こだわりを反映できます。
デメリット(後悔のポイント)
掃除とメンテナンスが大変: ボウルとカウンターの継ぎ目、タイルの目地などに汚れが溜まりやすく、カビや水垢の対策に手間がかかります。
機能性が低くなりがち: 水はねしやすかったり、シャワーホースがなかったりと、既製品に比べて実用面で不便を感じることがあります。
費用が高額: パーツを個別に揃える費用に加え、大工や水道業者の手間賃がかさむため、システムタイプより高くなる傾向があります。
2. 信頼の「システムタイプ(既製品)」:機能美と安心感
システムタイプは、LIXILやTOTOなどのメーカーが、掃除のしやすさや収納力を計算し尽くして製造したユニット製品です。
メリット
掃除が圧倒的に楽: カウンターとボウルが一体化した「つなぎ目のないデザイン」が多く、汚れが溜まりにくい工夫が随所に施されています。
収納力が抜群: 限られたスペースを最大限に活かす引き出し構造や、鏡裏の細かな収納など、整理整頓がしやすく設計されています。
コストパフォーマンスが良い: 大量生産されているため、高品質な機能を比較的リーズナブルな価格で手に入れられます。メーカー保証があるのも安心です。
デメリット
デザインに制約がある: 基本的にカタログの中から選ぶため、「人とかぶる」「生活感が出やすい」といった不満が出る場合があります。
サイズが規格品: 60cm、75cm、90cmといった標準サイズがメインのため、家の間取りによっては中途半端な隙間ができることがあります。
3. 【徹底比較表】あなたに合うのはどっち?
どちらを選ぶべきか、主要な項目で比較しました。
| 比較項目 | 造作洗面台 | システムタイプ(既製品) |
| デザイン性 | ★★★★★(自由度最高) | ★★★☆☆(選択肢は豊富) |
| 掃除のしやすさ | ★★☆☆☆(目地などが大変) | ★★★★★(一体型で楽々) |
| 収納力 | ★★★☆☆(工夫次第) | ★★★★★(非常に効率的) |
| 耐久性・保証 | ★★☆☆☆(自己責任の部分も) | ★★★★★(メーカー保証あり) |
| 費用相場 | 20万円〜50万円以上 | 10万円〜25万円前後 |
4. 後悔しないための「第3の選択肢」:アイカ工業のスマートサニタリーなど
「造作のおしゃれさ」と「システムタイプの使いやすさ」をいいとこ取りしたい方には、セミオーダー型の製品がおすすめです。
例えば、**アイカ工業の「スマートサニタリー」**などは、豊富なカウンター素材から好きなものを選びつつ、ボウルや水栓の機能性はメーカー品質を維持できるため、近年非常に人気が高まっています。
また、システムタイプの洗面台を選びつつ、**「鏡だけは自分で選んだおしゃれなものを壁付けする」**といったハーフ造作という手法も、コストを抑えながら個性を出す賢い方法です。
5. まとめ:どっちが「正解」?
最終的な判断基準は、あなたが洗面所に何を求めるかです。
「造作洗面台」が正解な人:
インテリアに強いこだわりがあり、掃除の手間を惜しんでも理想の空間を作りたい。
規格サイズが合わない特殊な間取りに住んでいる。
「システムタイプ」が正解な人:
共働きなどで忙しく、とにかく掃除の手間を減らして清潔を保ちたい。
限られた予算の中で、最高の機能性と収納力を手に入れたい。
洗面台は一度リフォームすると15〜20年は使い続けるものです。見た目のときめきも大切ですが、10年後の自分たちが「掃除が大変だ」とため息をついていないか、ぜひリアルな生活シーンを想像して選んでみてください。
次は、ショールームへ足を運んで「システムタイプの最新の質感」と「造作で使いたいパーツ」を実際に見比べてみることから始めてみましょう。
理想の洗面台リフォームで叶える!清潔感あふれる快適な暮らしの作り方