押し入れがデスクに!和室を「理想のワークスペース」へ作り変える活用アイデア
「在宅ワークが増えて書斎が欲しいけれど、部屋数が足りない」「和室の押し入れがただの物置になっていて、もったいない……」そんな悩みをお持ちの方におすすめなのが、押し入れをデスクとして活用するリフォームアイデアです。
日本の住宅に必ずと言っていいほどある押し入れは、実はデスクスペースとして非常に優秀な奥行きと強度を持っています。和室を活かしつつ、集中力が高まる「理想のワークスペース」へ作り変えるための具体的な方法や、費用を抑えたアレンジ術を詳しく解説します。
1. 押し入れがワークスペースに最適な3つの理由
なぜ「押し入れ」がデスクに向いているのでしょうか?そこには、使い勝手を向上させる合理的な理由があります。
デスクとして完璧な「奥行き」:一般的なデスクの奥行きは45cm〜60cmですが、押し入れの奥行きは約80cm〜90cmあります。パソコンモニターを置いても手元に余裕があり、資料を広げても作業が捗ります。
「囲われ感」による集中力の向上:三方が壁に囲まれているため、視界に余計なものが入らず、コックピットのような没入感のある作業空間が手に入ります。
抜群の耐荷重:押し入れの中段は、もともと重い布団を何組も載せる前提で作られているため、非常に頑丈です。複数のモニターや重い周辺機器を置いても安定感があります。
2. 押し入れをデスク化するリフォームの具体的手順
理想のワークスペースを作るための、主なステップをまとめました。
中段の活用または撤去
中段をそのまま使う:中段の高さは一般的に約70cm〜75cmで、これは一般的な事務用デスクとほぼ同じ高さです。そのまま天板として利用すれば、コストを大幅に抑えられます。
中段を撤去する:自分好みの高さにこだわりたい場合や、足元をより広く使いたい場合は、一度中段を撤去し、新しくパイン材などの集成材を設置します。
照明と電源の確保(重要!)
押し入れの中は暗くなりがちです。
配線工事:リフォーム業者に依頼して、押し入れ内にコンセントを増設するのが最もスマートです。
簡易対策:DIYなら、クリップライトやLEDテープライトを活用し、延長コードで電源を引き込みます。
壁紙(クロス)で雰囲気を変える
押し入れの内側はベニヤ板であることが多いため、そのままでは少し無機質です。お好みの壁紙や「貼ってはがせるリメイクシート」を貼るだけで、一気に北欧風やモダンな書斎へと変貌します。
3. 和室を洋風ワークスペースに見せるインテリアのコツ
「和室の雰囲気が残りすぎてデスクが浮いてしまう」のを防ぐためのデザインポイントです。
ふすまを外して「見せる収納」へ:ふすまを撤去し、ロールスクリーンやおしゃれなカーテンに変えると、部屋が広く見え、開放的なワークスペースになります。
足元をチェアマットで保護:畳の上に直接椅子を置くと、キャスターで畳が傷んでしまいます。厚手のチェアマットやウッドカーペットを敷くことで、畳を保護しながらスムーズに椅子を動かせます。
配線ダクトの設置:パソコン周辺のケーブルが散乱すると生活感が出てしまいます。天板の端に配線用の穴を開けたり、ケーブルホルダーを使ったりしてスッキリまとめましょう。
4. 気になる費用相場と工期の目安
プロに依頼する場合と、DIYで行う場合の費用感です。
| リフォーム内容 | 費用目安(プロ依頼) | DIYの場合 |
| 中段の撤去・天板設置 | 約3万円〜7万円 | 約1万円〜(材料費) |
| コンセント増設工事 | 約1.5万円〜3万円 | 施工不可(資格が必要) |
| 照明設置(ダクトレール等) | 約2万円〜 | 約3,000円〜 |
| 壁紙・床の改修 | 約3万円〜5万円 | 約5,000円〜 |
合計目安:プロに依頼して本格的に仕上げるなら約8万円〜15万円、DIYをメインにするなら2万円〜5万円程度で実現可能です。
5. 湿気と防音への対策を忘れずに
和室の押し入れをリフォームする際に、見落としがちな注意点です。
湿気対策:押し入れは湿気がこもりやすい場所です。調湿効果のある壁紙(エコカラット等)を使用するか、デスク下に小型の除湿機を置くスペースを確保しましょう。
オンライン会議の反響音:壁に囲まれているため、マイクを通すと声が響きすぎることがあります。壁の一部に吸音パネルを貼ると、音質が向上し、プライバシーも守りやすくなります。
まとめ
和室の押し入れは、少しの工夫とリフォームで、家の中で最も集中できる「秘密基地」のようなワークスペースに生まれ変わります。大掛かりなリノベーションをしなくても、まずはふすまを外してデスクを置いてみることから始めてみませんか?
あなたのライフスタイルに合わせた、世界に一つだけの書斎作りを応援しています。
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