鼻下の産毛、何回でなくなる？完了までの回数・期間と最短でツルツルにする秘訣

「毎日鏡を見るたびに鼻の下の産毛が気になる」「カミソリで剃り続けると青く見えないか不安」と、口元のムダ毛に悩む女性は少なくありません。いざ脱毛を始めようと思っても、一番気になるのは**「結局、何回通えば綺麗になるの？」**ということではないでしょうか。

鼻下は顔の中でも特に毛が細く、かつ皮膚が薄いデリケートな部位。実は、体の他の部位に比べて効果を実感するまでに工夫が必要な場所でもあります。

この記事では、鼻下脱毛が完了するまでの**「回数」と「期間」の目安**を、医療脱毛とサロン脱毛に分けて詳しく解説します。あわせて、脱毛期間を無駄にせず、最短でツルツル肌を手に入れるためのポイントもご紹介します。

脱毛には「医療レーザー脱毛」と「エステサロンの光脱毛」の2種類があり、それぞれ完了までの回数が大きく異なります。

医療機関で使用される高出力のレーザーは、毛を生成する組織を根本から破壊するため、少ない回数で高い効果が期待できます。

自己処理が楽になる目安：3回〜5回
3回ほど受けると毛質が細くなり、生えてくるスピードが遅くなったことを実感できます。
ツルツル（完了）の目安：8回〜10回
鼻下の産毛は非常に細く、レーザーが反応しにくい性質があるため、完全に産毛をなくすには8回以上の施術を推奨されることが一般的です。
完了までの期間：約1年〜1年半
毛周期（毛が生え変わるサイクル）に合わせて1.5ヶ月〜2ヶ月おきに通うのが理想的です。

エステサロンで行われる光脱毛は、毛の成長を抑える「抑毛・減毛」が目的であり、出力が控えめです。

「腕や足はすぐ抜けたのに、鼻下はしぶとい」と感じる人が多いのには理由があります。

毛が細くて色が薄い
従来の脱毛機は、毛の黒い色素（メラニン）に反応します。鼻下の産毛はメラニンが少ないため、レーザーや光が反応しにくく、他の部位よりも回数が必要になる傾向があります。
毛の密度が高い
顔は他の部位に比べて毛穴の数が多く、密度が高いエリアです。表面に見えていない「休止期」の毛も多いため、すべての毛穴に対してアプローチするには根気強く回数を重ねる必要があります。
ホルモンバランスの影響を受けやすい
口周りはホルモンバランスの影響を受けやすい部位です。ストレスや生活習慣の乱れによって、新しい毛が生えてきやすい特性があります。

せっかく脱毛に通うなら、1回ごとの効果を最大化させたいですよね。期間を延ばさないために守るべきポイントがあります。

「早く終わらせたいから毎週通いたい」と思うかもしれませんが、それは逆効果です。脱毛は、成長期の毛にしか反応しません。クリニックやサロンが指定する「2ヶ月おき」などの間隔は、最も効率よく毛を減らせるタイミング。このリズムを守ることが、結果的に最短ルートになります。

肌が乾燥していると、皮膚が硬くなり毛が抜けにくくなります。また、乾燥によるバリア機能の低下は、施術時の痛みを感じやすくさせたり、出力を上げられなくなる原因にも。毎日、低刺激の乳液やクリームで口元をしっかり保湿しましょう。

毛抜きやワックスでの自己処理は厳禁です。毛根から引き抜いてしまうと、脱毛機の光が反応するターゲットがいなくなってしまいます。また、カミソリも肌を傷つけるため避けましょう。肌に優しい電動シェーバーでのケアが最適です。

顔は常に日光にさらされる部位ですが、日焼けは脱毛の大敵です。肌が黒くなると、火傷のリスクを避けるためにマシンの出力を下げざるを得なくなり、結果として脱毛回数が増えてしまいます。外出時は日傘や日焼け止めを徹底しましょう。

「とにかく早く、確実に終わらせたい」
回数が少なくて済む医療脱毛がおすすめです。1回あたりの料金はサロンより高めですが、完了までの総額や通院の手間を考えると、最終的なコスパは医療脱毛の方が勝ることが多いです。
「痛みに弱く、安く始めたい」
痛みの少なさを優先し、エステ感覚で通いたいならサロン脱毛が選択肢に入ります。ただし、完了までに時間がかかること、数年後に再発する可能性があることを念頭に置いておきましょう。

鼻下脱毛が完了するまでの目安は、**医療脱毛で約1年（8回〜）、サロン脱毛で2年以上（18回〜）**です。

産毛がなくなると、口周りのくすみが消えて肌のトーンが明るくなり、メイクの仕上がりも見違えるほど良くなります。「もっと早くやっておけばよかった」という声が非常に多いのが鼻下脱毛です。

自分の毛質や予算、ライフスタイルに合わせて、納得のいくプランを選んでみてください。まずはカウンセリングで、自分の毛の状態をプロに診てもらうことから一歩踏み出してみましょう。